沿革

大永7年(1527)頃  井上乗昭によって開基された真言律宗佛頂山円覚寺に由来。『芸藩通志』には天文2年(1533)に僧明専が坂氏の菩提所として開基と記されている。

明暦元年(1655) 吉田村の安部彦吾が兼傳と号し法灯を継承。翌年、名を玄正と改め、浄土真宗に改宗。本願寺より「圓光寺」の寺号を賜り第1世住職となる。

享保6年(1721) 第6世恵秀、本願寺より現在の圓光寺ご本尊である阿弥陀如来像の御免を受ける。

明治32年(1899) 第12世貫徹、第11世僧鎧が始めた黄檗宗万福寺の『鉄眼版大蔵経』(一切経)購入事業を完遂。翌年、経堂を建立。                         

昭和9年(1934) 第13世健理、石外語郎九氏の援助により境内を現在地に移転。

昭和46年(1971) 第14世千鶴、圓光寺念仏奉仕団を始める。

昭和60年(1985) 千鶴逝去に伴い冨丸、代務住職に就任。

昭和62年(1987) 第15世敏孝、法灯を継承。

平成11年(1999) 本堂屋根大改修。4月10、11日落成慶讃 法要を厳修。

平成24年(2012) 永代納骨堂「浄圓堂」落成。

令和3年(2021)  第16世寿典、法灯を継承。